【アントニオ・サナブリア】ベティスに移籍したパラグアイのストライカーはバルセロナのカンテラ出身。
幼少期にパラグアイからスペインに移住したことでバルセロナのユースに加入したアントニオ・サナブリア。
バルセロナのセカンドチームへの昇格までは順調だったが、トップチームの豪華メンバーに並ぶことができず、イタリアにプレーの場を移していた。
結果的にサッスオーロやローマでは出場機会を得ることができなかったが、2015 - 2016 シーズンにレンタル移籍していたスポルティング・ヒホンで評価を高め、ベティスへの完全移籍が決まった。
いまのバルサが欲しがるようなデランテーロが別のチームを選択。
バルセロナはイニエスタやセルヒオ・ブスケツがトップチームに定着して以降、のカンテラからの底上げにことごとく失敗している。
レアル・マドリードのような大型補強によって、ティアゴ・アルカンタラを始めとした優秀な選手が他のチームで大活躍。
ベンチを暖め続けるカンテラ上がりの有望株も多く、今シーズンになってセルジ・ロベルトがトップチームに定着できそうな存在になってきたくらい。
素晴らしい育成組織があるのに、それを活かしきれないレアル・マドリードと同じように見えてしまう。